2012年5月31日木曜日

今日の出来事 5月14日


1724年 華氏目盛の水銀温度計
発明者はドイツの物理学者G.D.ファーレンハイト(1686~1736)。
食塩と雪の重量比1対3の混合物の温度を0度F、ヒツジの体温(約38度C)を100度Fとした。欧米で今日も用いられる、華氏温度目盛(度F。彼の中国名の華倫海から)となった。おもにオランダ・英国で生活し、1724年にロンドン王立協会会員。科学機器の製造を行い、密度計・揚水ポンプなどを造るかたわら、初めて水銀温度計をつくり、諸物質の密度・沸点・氷点・膨張率などを測定した。沸点が気圧によって変わることも発見。

1796年 E.ジェンナー、種痘を接種
英国の医者(1749~1823)。ロンドンのJ.ハンター(1728~93)に師事し、のち故郷で開業。
一度牛痘にかかると痘瘡(天然痘)にかからないという話を聞き、研究を重ねる。
8歳の男児に種痘を試み、その効果を確認して、種痘法を発明。
98年に論文発表、予防接種の創始者となる。彼の発明は、当初激しい反対にあったが、数年で実施されるようになった。この日は「種痘記念日」。
なお、WHO(世界保健機関)は、ワクチニアウイルスを用いた種痘を行い、1980年に天然痘根絶宣言を出した。

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